会社情報理念・ごあいさつ

理念
独自の技術と確固たるモノづくりの“信念”と“目標”をもってさらなる向上を目指す。
社訓
切磋琢磨

「ものづくり」の頂点をめざして

当社は創業以来一貫して工作機械の製造に70年以上に渡って幾多の試練を乗り越えて今日に至っております。現在では中堅の専用機メーカーとして地元の自動車産業はもとより日本全国の量産企業に縁の下の力持ち的存在で貢献していると自負しております。
各企業の外国進出に伴い当社の機械も北米をはじめ、中国、イタリア、ドイツ、インドネシア等へ輸出されております。

歴史的に見ると機械とは中国で紀元前300年位に「機械」という文字が使われており、それは「人力を補助するしかけ又はからくり」という意味のことであります。
人間の考えた機械に対する考えは有史以来あまり変わっておらず、現代ではこれに電気、油気圧やコンピュータを加えたものが現代の機械というものであります。というわけで、機械を製作するということは「ものづくり」の集大成に他ならないわけです。

昨今ものづくりの重要性が取りざたされておりますが「ものづくり」という言葉から浮かぶイメージは技能者が道具を使って手作りで「もの」を作るというようなもので、人が介在せずに全自動の機械で量産品を生産するというものと対極にあるものです。まさにこの対極となる量産機を製造しているのが一品料理の専用工作機であり、正に手作りによる「からくり」の集大成であります。
そしてその自動化の程度が上がれば上がるほど、今まで蓄積された技能者のものづくりの技術によって製作されるわけであります。

このような伝統的な手作りの伝承がなくなったら最新の量産設備を製造する技術立国としての日本の立場もなくなると思われます。「ものづくり」の技術は最新の専用機による量産設備を作るために欠くことのできないものでしょう。
全自動の機械が完成した時、その達成感、充実感は「ものづくり」をした者にしか味わう事の出来ない満足感を得ることができます。このように「ものづくり」の楽しさを味わえるのも機械メーカーならではのことと思います。今後も当社は機械作り、ものづくりに全社員が情熱を持って邁進していく所存であります。


株式会社オサコ製作所
代表取締役 尾硲 士郎